こんにちわ!「小説が好き!の会」のコウイチです。
先日の10月28日、秋晴れとは程遠いあいにくの空模様でしたが、『第二回 小説好きのための読書会』が無事開催されました~! ワ~パチパチィ!
第一回目の開催場所は中野四季の森公園だったのですが、今回は神田駅から程近い会議室をお借りして行う運びとなりました。そしてなんと今回の参加者は合計8名、前回と比べ倍以上に増えていて「読書会やってる感」が凄かったですね(前回3人……)。
でもやっぱり何とも言いがたいこの「ゆる~い感じ」はこの読書会ならではなんじゃないでしょうか? この「ゆるさ」が一番の魅力なんです♪
さて、今回は初参加者多数! ということで自己紹介からスタートしました。ここではお名前だけでなく「今現在の率直な気持ち」と「最近気になっていること」をお話しすることに!
「率直な気持ち」では、読書会そのものが初参加の方も多く、ちょっと緊張しているといった方もいらっしゃいました。でもみなさんフレンドリーな方々ばかりで、しかも小説好きという強固な繋がりがあったこともありすぐに緊張もほぐれたのではないでしょうか?
「気になっていること」では、なぜか小説好きの集まりだからか、言葉に関することが多かったですね。方言の話題だったり、知人の口癖だったり。聞いた言葉を脳内で勝手に活字変換でもしてるんですかね? 恐るべき中毒症状です、気を付けましょう。
自己紹介が終わるとメインイベントの小説の紹介、トークタイムです。今回もミステリーやファンタジー、時代ものから恋愛ものまで幅広いジャンルの作品が紹介されました。
「その小説気になってた!」とか「その作者さんの別の小説は読んだことあるよ!」なんて言葉があちこちから出てきて、宇宙兄弟の六太が、宇宙の話を一緒にできる友を見つけたシーンの「ここにいたんだ」という名言が僕の脳裡をかすめました。派手シーンではないのですが心温まる素敵なシーンですよね。あ、あれ漫画だ、すいません。
閑話休題。
約一時間半、おのおのが持参した小説の紹介をしたわけですが、みなさんの「好きだ!!」という熱量が強すぎて、終盤は会議室の中が少し暑くなってました(笑)
好きな本の紹介なんて初めての方もいらしたかと思うのですが、みなさんお話しがとても上手で僕の「読みたい小説リスト」に次々とリストアップされていきました。僕の家の積ん読本の山は高くなる一方です。文末に今回みなさんが紹介してくれた小説をいくつかまた紹介しておきますね。
熱気冷めやらぬなかトークタイム終了!
「もっと話したいっ」とか「もっと聞きたいっ」という方もいたのかも知れませんが、僕としてはみなさんから笑顔が見てとれたので良かったなぁと思ってます(主宰者僕じゃない)。
トーク後の感想も「紹介された小説を読みたくなってしまった」や「また参加したい」といったことを言って下さったので、大好評のうちに第二回閉幕……と、なるはずだったのですが「まだ喋り足りない」という猛者たちが多数いたので、時間のある方々数人で近くのプロントに場所を移して、さらにディープな小説トークをしました。
小説ではなく作家さんの顔写真でトークが盛り上がってしまったときは、どうなることかと思いました。知らない人から見たらとてもカオスな空間になっていたと思います。
大好評すぎてカオスになってしまった読書会ですが、これからもまだまだ続く予定です。緩く、楽しく、面白く! いろんな人と小説トークをできたらいいなと思ってます。
みなさんが紹介してくれた小説たち!
○「星々の悲しみ」 宮本 輝
○「夜明けは1マイル」 村山 由佳
○「シュガーレス・ラヴ」 山本 文緒
○「ありふれた祈り」 ウィリアム・ケント・クルーガー
○「博士の愛した数式」 小川 洋子
○「秋の牢獄」 恒川 光太郎
○「有頂天家族」 森見 登美彦
○「先生とそのお布団」 石川 博品
○「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 フリップ・K・ディック
○「笑う招き猫」 山本 幸久
○「日の名残り」 カズオ・イシグロ
○「犯罪」 フェルディナント・フォン・シーラッハ
○「陰陽師」 夢枕 獏
○「蒼穹の昴」 浅田 次郎
○「ふがいない僕は空をみた」 窪 美澄
etc.
小説が好き!の会 【小説に限定した読書会】
小説について話したい、でも周りに小説について話せる人がいない。うまく話せる自信がない、それでも好きな小説について話したい。 そんな人たちのためのくつろぎの場所、それが「小説が好き!の会」です。 小説というのは音楽や映画と違って共有することが難しいかもしれません。だからこそゆっくりと時間をかけて、好きな小説を読んで感じた何かを、少しだけ誰かに話してみませんか? 誰かの感じた何かに触れてみませんか?
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